kaffaの本拠地、赤城山です。

そもそもが、東京で犬を飼うことに疲れ、どうせ東京⇔赤城山の生活ならば、「赤城山で犬を放し飼いで暮らせる!」と思い、ここに住みついて23年です。

 

スプーティ、バウル、グーガ、チビ、ハナ、トーチャン、ナツ、テンテン、そして、今のパーチ、クマちゃん、シイやん。そして、3年間に2度の仔犬たち。母娘セットで産んでた人もいるので、この23年で、何匹の仔犬を世界に配ったことでしょう?とにかく、必ず、犬たちが居ました。

地元では、コーヒー屋としてよりも、犬のkaffaさんとしての評価が高いのです。

犬たちにまみれて、長男は18まで、次男は15まで、長女は13まで、ここで育ちました。

この春からは、次男も長女も東京で暮らすことになりました。

kaffa夫婦も、あと5年くらいは、東京と赤城山を往復する生活になりそうです。しかし、もう、赤城山は子育ての拠点ではなくなります。

基本的に金曜日から月曜日は赤城山で、焙煎。できれば、週末は、「お山カフェ」としてオープンしたいと思っています。毎週は無理かもな。

去年からのkaffaとその犬たちの激動期を知っている方もいらっしゃると思いますが、20年続いたkaffa犬の奇跡の自由な生活が終焉し、「繋がれる、柵内に閉じ込められる」経験が皆無に等しかった犬たちにとっては、まさに「突然に刑務所に入れられた」状態だったわけです。

降ってわいた災いをラッキーに変えるべく、kaffa赤城山は、「まあ、わりと良いドッグカフェ」=「わりと良い収容所」になるべく「the kaffadog」構想も消えてはいない。

それにしても、麓の町に住むみなさんに、「なぜ山に住まないのか?」と思ってしまうほどに、気持ちの良い場所ではあるので、ゆっくり静かにひっそりくつろぐカフェとしては良いのではないか?

まあ、でも、だめな人はだめなカフェだな。ある種の清潔感はないかも。
しょせん犬だから。